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【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

北アルプスの雪が長い時間をかけて地下へ染み込んだ清らかな伏流水と、底冷えのする冬の寒さ、そして、この土地で育まれた良質な酒造好適米。飛騨高山の地酒は、この三つが揃って初めて生まれる、土地そのものの味わいです。
飛騨高山は古くから酒造りの盛んな町で、いまも旧城下町のごく狭い範囲に七つの酒蔵が軒を連ねています。格子戸の続く古い町並を歩けば、軒先に吊られた杉玉が目に入り、ふと甘い麹の香りが漂ってくる。その香りに誘われて蔵を巡るひとときは、高山観光のいちばんの醍醐味と言ってもいいでしょう。
辛口でキレのあるものから、米の旨みが凝縮された芳醇なもの、数年寝かせた熟成古酒まで、七蔵それぞれが競い合ってきた味わいの幅は随一です。単なる「お酒」としてではなく、飛騨の歴史や風土そのものを贈ることができる——それが飛騨高山の地酒がギフトとして選ばれ続けている理由です。

現地で愛される「本物の味」を、大切なあの方への贈り物や、ご自身へのご褒美に選んでみませんか?

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!
小林 さやか
『毎日が飛騨高山展』コンシェルジュ
(高山市産業振興協会 事務局)

飛騨高山の特産品販売に5年以上携わり、地元事業者の皆さんと一緒に商品の魅力をお伝えしています。食品から伝統工芸品まで、飛騨高山らしい商品選びが得意です!趣味は高山の食べ歩き。休日には新しいお店や地元の名店を巡って、「これはおすすめしたい!」と思う味や逸品を探しています。

現地ならではの目線で、飛騨高山の魅力ある商品をご紹介していますので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね♪

「飛騨高山の地酒」について

飛騨高山は、古くから酒造りが盛んな「日本酒の聖地」として知られています。旧城下町という狭いエリアに、実に7つもの酒蔵が軒を連ねており、これほど個性豊かな酒蔵が密集しているのは全国的にも珍しく、古い町並に佇む酒蔵を巡るひとときは、高山観光の醍醐味のひとつです。

飛騨の地酒が美味しい理由は、主に次の4つです。

1. 北アルプスの清らかな伏流水
雑味のない、澄んだ仕込み水が使われていること。北アルプスの雪解け水が地中でろ過された清らかな水が、お酒のまろやかな口当たりを生み出します。

2. 厳しい寒さが育む良質な酒造好適米
昼夜の寒暖差が、お米にしっかりとした旨みを蓄えさせること。飛騨高山特有の寒暖差が酒米の旨みを育み、冬の冷え込みを活かした「寒仕込み」が澄んだ味わいにつながります。

3. 各蔵が守り続ける独自の伝統と技
7つの蔵がそれぞれの技を競い合ってきた、長年の酒造りの積み重ねがあること。個性豊かな蔵が集まり、互いに技を高め合ってきた歴史があります。

4. 辛口から芳醇まで、味わいのバリエーションの豊かさ
キレのある辛口から、米の旨みが凝縮された芳醇なタイプまで、多彩な味わいが楽しめること。蔵ごとに使う酒米や仕込みの手法が異なり、飲み比べを楽しめるのも魅力です。

こうした自然の恵みと、蔵人たちのたゆまぬ技があってこそ生まれる「飛騨の地酒」。単なる「お酒」としてだけでなく、飛騨の歴史や風土そのものを贈ることができるため、お酒好きの方へのギフトとして、これ以上ない価値を持っています。

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

コンシェルジュ直伝!
「飛騨高山の地酒」選びのポイント

飛騨高山には個性豊かな7つの酒蔵があって、
実はそれぞれ得意な味のジャンルが違うんです。

贈る相手の顔を思い浮かべながら選ぶ時間は、とっても楽しいものですよ!
失敗しないための、とっておきのヒントをお教えしますね♪

  • ポイント1: 相手の「好み」に合わせた蔵元選び!

    まずは贈る相手が「スッキリ派」か「濃厚派」かを思い出してみてください。キレのある辛口がお好きなら鬼ころしや深山菊、米の甘みや旨みを楽しみたいなら久寿玉や飛騨の華、華やかな香りを楽しむ方なら山車や玉の井、といった具合に蔵ごとの個性を知るのが近道です。分からない場合は、飲み口のやさしい純米吟醸を選んでおくと外しにくいですよ♪

  • ポイント2: 季節限定酒や「金賞受賞酒」は間違いなし!

    「何を贈ればいいか迷う」という時は、鑑評会で評価を受けた酒や、冬のしぼりたて生酒、秋のひやおろしなど「今しか飲めないもの」を選んでみてください。
    話題性があり、開けるタイミングまで楽しんでいただけますよ!

  • ポイント3: 酒器や「おつまみ」とのセットで特別感を!

    お酒単体も素敵ですが、飛騨の伝統工芸「飛騨春慶」のぐい呑みや、地元の「赤かぶら漬け」を添えて贈るのも通な選び方。
    朴葉味噌や飛騨牛のしぐれ煮といった郷土の味と合わせれば、高山の食卓がそのまま再現できますよ♪

飛騨高山の酒蔵・酒屋をご紹介

古い町並みに軒を連ねる「飛騨高山・七醸造元」。それぞれの蔵が守り続ける伝統と、こだわりの味をご紹介します。

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

原田酒造場
山車 純米吟醸 花酵母仕込み|華やかな香りが魅力

花から採取した「花酵母」を使った、華やかな香りの酒造りが特徴の蔵です。栓を抜いた瞬間に広がる香りはフルーティーで華やか。それでいて飲み口にはしっかりとキレがあり、香りと後味のバランスが絶妙です。「日本酒は苦手」という方にも、まず試していただきたい一本です!

純米吟醸とは、米と米麹だけを原料に、精米歩合60%以下に磨いた米で低温でていねいに醸したお酒のこと。香りが華やかで冷やしておいしいタイプが多く、はじめて日本酒を贈る相手にも安心して選べます。

代表銘柄:「山車(さんしゃ)」 

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

平瀬酒造店
久寿玉 純米吟醸|老舗酒蔵の定番人気

高山でもっとも長い歴史を持つ、創業400年余の老舗です。「久寿玉」という縁起のよい名は、無病息災を願う薬玉に由来すると伝えられ、地元・高山のお祭りに欠かせないお酒として愛されてきました。祭りの日、屋台の陰で酌み交わされてきたのがこの酒だと知れば、一本の重みが変わって感じられるはずです。

味わいは端正で、香りを主張しすぎない飲み飽きないタイプ。冷やしても、ぬる燗にしてもきちんとおいしく、料理と一緒に長く飲み続けられます。

代表銘柄:「久寿玉(くすだま)」

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

平田酒造場
飛騨の華 純米大吟醸|飛騨の風土が育んだ上品な香りと繊細な味わい

「酒は醸し育てるもの」を掲げ、原料となる米そのものにこだわる蔵です。熟成酒(古酒)の分野にも早くから力を入れ、1995年に独自の長期貯蔵法を考案。2014年には国際的な日本酒コンクールで最高賞を受賞するなど、時間をかけて育てた酒の魅力を発信してきました。年月が育てた深いコクと、琥珀色の輝き。ゆっくりと口に含むと、蜜やドライフルーツを思わせる複雑な余韻が広がります。
純米大吟醸は、精米歩合50%以下まで米を磨き上げた最高峰の造り。米を半分以上削り落として仕込むため手間も原価もかかりますが、その分だけ雑味がなく、香りは上品に澄みます。

お酒通の方を唸らせたい場面で、静かに実力を発揮してくれる贈り物です。

代表銘柄:「飛騨の華」

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老田酒造店
飛騨自慢 鬼ころし 本醸造|辛口好きにおすすめ

日本全国でおなじみの「鬼ころし」、その元祖の蔵元です。
名前の由来は「鬼をも殺すほど強い酒」。もともとは飛騨の山里で飲まれていた辛口の酒を指す言葉で、それがこの蔵の銘柄として全国に広まりました。名前を聞けば誰でも知っているのに、元祖が飛騨高山の蔵だと知る人は意外に少ない——贈った先で必ず話題になる一本です!

キリッとした大辛口でありながら、米の旨みがしっかり感じられる仕上がり。冷やしてもよいですが、寒い季節には燗にすると辛さが丸くなり、身体の芯から温まります。

濃い味の料理にも負けない骨太な酒質で、辛口好きの方には迷わずこちらをおすすめします♪

代表銘柄:「鬼ころし」

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

舩坂酒造店
深山菊 純米吟醸|食事と楽しむ一本

古い町並の中心に位置し、伝統を守りつつも、リキュールや新しい日本酒の楽しみ方を提案している、活気ある蔵元です。
敷地内には飲食店やショップも併設され、旅の途中で気軽に立ち寄れる場所として観光客にも人気があります。まち歩きの記憶と一緒に思い出せる、そんな蔵の一本です。

味わいは、どんな料理とも合わせやすい、まろやかな飲み口。主役を張るのではなく、食卓の会話に静かに寄り添ってくれる酒です。
朴葉味噌のような味の濃い郷土料理と合わせても後味が重くならず、いつのまにか一本空いてしまう——毎日の食卓に置いておきたい実力派です!

代表銘柄:「深山菊(みやまぎく)」

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

川尻酒造店
天恩 熟成古酒|熟成古酒ならではの深い味わい

全国でも珍しい「熟成古酒」の専門店です。
新酒は一切販売せず、数年寝かせたお酒だけを出すという徹底したこだわり。搾ったばかりの酒を売らないという選択は、蔵にとって大きな覚悟が必要です。それでも時間の力を信じて待ち続けてきた結果が、この琥珀色の一杯に表れています。

熟成古酒とは、数年から十数年かけて熟成させた日本酒のこと。色は琥珀に深まり、香りはナッツやカラメルを思わせる複雑さを帯びます。すき焼きや飛騨牛のステーキ、熟成チーズといった濃厚な料理にも堂々と合い、「日本酒がこんな味になるのか」という驚きをそのまま贈ることができます。

日本酒好きの方に、まだ知らない扉をぜひ開けていただきたい一本です!

代表銘柄:「天恩(てんおん)」

【地酒】飛騨高山の地酒特集!|贈り物に喜ばれる銘柄の選び方とおすすめ、酒蔵をご紹介!

二木酒造|玉の井 大吟醸 — 吟醸酒を代表する逸品

「吟醸酒」の造りに特化した、非常に高い技術を持つ蔵元です。
吟醸造りは、よく磨いた米を低温でゆっくり発酵させる手間のかかる手法。温度管理を一日でも誤れば香りが崩れるため、蔵人の技量がそのまま味に出ます。その難しい造りを看板に掲げてきた蔵の一本が、この「玉の井」です。

まるで果実のようなフルーティーな香りと、透き通るような綺麗な飲み口。冷やしてワイングラスに注ぐと香りがより開き、まさに「お酒の芸術品」と呼びたくなる佇まいです。
改まった席の手土産や、目上の方への贈り物にふさわしい格を備えています。

代表銘柄:「玉の井(たまのい)」

「温度」にこだわると、もっと美味しく!

飛騨の地酒をもっと美味しく楽しむなら、ぜひ「温度」にこだわってみてください。

キリッと冷やして香りを引き立てるのはもちろんですが、飛騨の酒は「ぬる燗」にするとお米の甘みがフワッと広がって、もう最高なんです!地元流に、朴葉味噌や飛騨牛のしぐれ煮を肴にチビチビとやる……。

そんな「至福のひととき」を、ぜひ一言メッセージに添えて贈ってみてくださいね!