【飛騨春慶】透明な漆がつくる琥珀色の輝き、使うほどに深まる飛騨の伝統工芸|日常を格上げする「用の美」を贈る
透き通るような漆の奥に、天然木(ヒノキやサワラ)の美しい木目がふわりと浮かび上がる——。
「飛騨春慶(ひだしゅんけい)」は、江戸時代から飛騨の地で愛され続けてきた、日本有数の伝統的工芸品です。琥珀色の漆が、年月を経て透き通り、美しい木目が現れる様子は、まるで人生そのもののよう。
大切な方の暮らしに、飛騨の歴史と優雅な彩りを添えてみませんか?
- 小林 さやか
- 『毎日が飛騨高山展』コンシェルジュ
(高山市産業振興協会 事務局)
飛騨高山の特産品販売に5年以上携わり、地元事業者の皆さんと一緒に商品の魅力をお伝えしています。食品から伝統工芸品まで、飛騨高山らしい商品選びが得意です!趣味は高山の食べ歩き。休日には新しいお店や地元の名店を巡って、「これはおすすめしたい!」と思う味や逸品を探しています。
現地ならではの目線で、飛騨高山の魅力ある商品をご紹介していますので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね♪
「飛騨春慶」について
飛騨春慶の最大の特徴は、木肌の色や模様をそのまま活かす「透漆(すきうるし)」の技法にあります。
一般的な漆器が「塗り重ねて隠す」のに対し、飛騨春慶は「木目の美しさを引き立てる」工芸品。木地を作る「木地師(きじし)」と、漆を塗る「塗師(ぬし)」の、一切の妥協を許さない共同作業から生まれます。派手すぎない上品な輝きは、お祝いの席にはもちろん、日々の何気ない食卓をも特別なものに変えてくれる力を持っています。
コンシェルジュ直伝!
「飛騨春慶」選びのポイント
木目が浮かぶ美しい飴色の飛騨春慶は、まさに飛騨人の誇りです。
でも、たくさん種類があってどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで、長く愛用できる『一生もの』を見つけるためのコツをこっそり伝授しちゃいます!
-
ポイント1: まずは「お重」や「盆」からデビュー!
飛騨春慶を初めて贈るなら、ハレの日を彩る「お重」や、日常使いしやすい「お盆(折敷)」が鉄板ですよ! 特にお重は、お正月だけでなく、おもてなしの菓子器として使ったり、来客時にさっとお料理を詰めたりするだけで、いつもの食卓が料亭のような佇まいに早変わりします。飛騨春慶はとにかく驚くほど「軽い」ので、出し入れや扱いが楽なのも、贈り物として喜ばれるポイントです。
-
ポイント2: 「色の変化」を育てる楽しみを贈る!
塗りたては少し黄色味が強いですが、数年、数十年と使い込むうちに、漆が透き通って木目がより鮮明に、深い飴色へと変わっていくんです。「これから一緒に時を刻んでいきましょう」というメッセージを込めて贈るのも素敵です。
-
ポイント3: 和洋問わず使えるデザインに注目!
「漆器って和食だけでしょ?」と思われがちですが、飛騨春慶の黄金色は洋食器やガラス製品とも相性が抜群なんです!ケーキ皿として使ったり、アクセサリートレイにしたり……現代の生活にフィットする使いやすさが魅力ですね!
コンシェルジュが「飛騨春慶」の
おすすめ商品を紹介!
コンシェルジュが自信を持っておすすめする、「飛騨春慶」の関連商品をご紹介します!
フリーカップ
「まず試してみたい」という方に、最もおすすめしているのがこのフリーカップです。
お茶・コーヒー・お酒まで幅広く使え、日常のどの場面にも自然に溶け込みます。特に春慶の特徴である“軽さ”と“手触りの良さ”を、最も直感的に感じられる器です。
朝のコーヒーが少し丁寧な時間になり、夜の一杯が少し特別になる。そんな小さな変化を毎日積み重ねてくれる存在です。
ギフトとしても、「気を遣わせない上質な贈り物」として非常に人気があります。
紅 小判弁当箱
飛騨春慶の魅力を気軽に暮らしに取り入れられる一品で、当ショップで最も選ばれています。
特に魅力なのは、“見た目の美しさ”だけで終わらないところ。実際に手に取ると驚くほど軽く、毎日の弁当箱として無理なく使える設計になっています。
朝詰めたお弁当が、昼には少し特別な時間に変わる——そんな体験価値が、この器にはあります。木の弁当箱ならではの調湿効果だけでなく、漆塗りには抗菌性があるといわれ、見た目の美しさだけでなく、機能面でも選ばれる理由がある一品です。
「高級漆器は扱いが難しそう」という印象を持っている方ほど、ぜひ最初に選んでいただきたい商品です。ギフトとしても、自分へのご褒美としても満足度の高い一品です。
使うほどに艶と色合いが深まっていくのも魅力のひとつ。
ご自身への特別なご褒美にも、大切な方への贈り物にも。飛騨の匠が仕上げた逸品を、ぜひ日々の暮らしに迎えてみてください。
紅 7寸丸盆
飛騨春慶の美しさを“最も面で感じられる”代表的な一品です。
料理をのせるだけで食卓全体の印象が変わり、まるで旅館や料亭のような雰囲気を演出してくれます。
実は、普段使いにも非常に優れており、パンやコーヒー、和菓子をのせても驚くほど映えます。
「特別な日に使う器」ではなく、「日常を少しだけ整える道具」として使っていただくことで、本来の魅力が最も引き立ちます。
手提げ二段重
“特別な食卓をそのまま持ち運べる”実用性と格式を兼ね備えた、飛騨春慶の代表的な重箱です。
おせち料理やお祝いの席、行楽弁当など、人が集まる場面で活躍し、そのまま持ち運べる手提げ付きの設計が大きな魅力。軽く扱いやすいため、見た目の美しさだけでなく実用性も両立しています。
春慶塗ならではの透明感ある艶やかな色合いは、詰めた料理をより美しく引き立て、食卓全体を華やかに演出します。
贈り物としても非常に人気が高く、「開けた瞬間に特別感が伝わる」一品です。
六角一輪差(ヒバ材 + 漆・上品な和の空間を演出)
空間に“余白の美しさ”をつくるための一輪挿しです。
花を一輪挿すだけで、その場の空気が変わり、季節の移ろいを自然に感じることができます。
派手さはありませんが、だからこそ長く飽きずに使えるのが魅力です。
玄関・リビング・デスクなど、どこに置いても静かに馴染みながら、確かな存在感を残します。
「暮らしを整える器」として、非常にリピート率の高いジャンルです。
「毎日使うこと」で、
飛騨春慶がもっと美しく!
飛騨春慶は、実は「毎日使うこと」が一番のお手入れになるんです!
使うことで適度な湿気が与えられ、洗って柔らかい布で拭き上げるたびに、漆の艶が増していくんです。
特別な日だけじゃなく、朝食のトーストをのせたり、お気に入りのおやつを置いたり……。「普段使いする贅沢」こそが、飛騨春慶を最も美しく輝かせるコツですね。